哲学者たちの政治思想
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ジャン・ボダン


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ジャン・ボダン

16世紀の人物。ボダンは主権という概念を初めて定義した人物です。

ボダンの主権論(souverainete)は、主権を「国家の絶対にして永続的な権力」と定義しています。

ここでいう絶対とは、国内において臣下による拘束を受けず外部の権力からも自由であること、を示しています。

永続的とは、他のものによって期間制限されないこと、を示しています。

ボダンの主権論では、国家は立法権を持つ、としました。

立法権とは外交権、人事権、終身裁判権、恩赦権、貨幣鋳造権、課税権などのことです。

ボダンは、立法権とは、他人の同意を得ることなく、すべての人々、または国家に法を与える権限である、としました。

ボダンは、法は既にあるものを発見するのではなく、法は作られるものだ、と述べたのです。



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