ジャン・カルヴァン
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ジャン・カルヴァン
カルヴァンはルターを支持する人物です。カルヴァンはフランス生まれです。フランスではとてもカトリックが強いのですが、そんなフランスでも宗教改革をした人物です。
カルヴァンの教義の特質は大きく2つ挙げられます。
1つ目は予定説、2つ目は実践倫理です。それぞれ説明します。
予定説とは、まず人間は非常に無力な生き物だ、とします。ルターよりも人間の無力さを徹底しています。
神は既に救いと滅びを予定している、神は人間を絶対超越しており、すべてを予定しているのだ、人間は神を理解することなどできないのだ、と唱える説です。
実践倫理とは、まず官能的・物的なものに対する禁欲的態度をとるべきだ、とします。
そして人間相互の秩序を合理的に作り出すべきだ、個人と個人の関係が大事だ、とする説です。
ルソーは個人と神の関係が大事としていましたね。このへんが違いです。
カルヴァンは、国家のあり方として教会に従属すべきだ、としました。正義と平和・善を維持し、正しい教えを擁護すべきだ、としました。
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